防犯商品が発売されるそうです。商品名「どこ・イルカ」。
子どもの移動経路確認のために、イルカの形をしたキーホルダー状のもで、子どもが首からぶら下げたりランドセルに取り付けて使用するそうです。
子どもが家や学校を出発する際、本体のボタンを押すと位置情報を発信し、サーバーで保存。保護者は携帯電話やPHS,パソコンのメールで問い合わせれば、出発地点からの移動経路を地図で確認できるそうです。
次から次へと防犯商品が出てくるということは、それだけ治安が不安化するということでもあり、何かとても複雑は気持ちですね。人間（とりわけ大人）が人間（子ども）を守るのに、機器に頼らざるを得ない状況ということですから。もっと人間力？を高める方向に進むべきだと考えるのは、わたしだけなのかな？
子どもの状況を逐一つかんでないと安心できない管理症候群の人と儲けたい企業がタイアップしているんですねえ。じゃ、そうやって育つ子どもってどうなんでしょう。暗澹としてしまう私です。
ほたるさん、いつもありがとう。
去年、しずおか防犯まちづくりカレッジを受講し、きっちりと勉強させていただきました身として、このような機器に頼る防犯活動は危機感をいただいています。つまり、機器の開発はとどまるところをしらず、犯罪者との追いかけっこです。
危機に強い、子ども（大人もそうです）を育てることのほうがもっと大切だと、痛切に感じます。
カレッジ、平成18年度も開講します。よろしかったら受講してみてください。すばらしい講師と、意欲あふれる受講生が集まりますから。
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